2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、国際目標として持続可能な世界を実現するための 17 の目標で構成されており、環境面では、エネルギー利用、持続可能な消費と生産、気候変動への適応などの目標が設定されています。
近年、一層の深刻さと関心の高まりを見せる気候変動問題について、当社もSBTへの取り組みを通じて、温暖化防止に取り組んでいます。
SBT(Science Based Targets)とは、2015年12月に採択されたパリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。
サプライチェーン排出量(事業者自らの排出だけでなく、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量)の削減が、SBTでは求められます。
※サプライチェーン排出量=Scope1排出量+Scope2排出量+Scope3排出量
2030年までに2021年度比で22.5%削減を目指し、次の項目について検討します。
社用車買い替え時にはEV、PHEVを候補とし排出量削減を行う。
本社事務所は冷暖房設備が古く、かつ巨大でエネルギー効率が悪いため、省エネ冷暖房設備への更新を検討。
リモートワーク等により事務所従事人数に見合っていない電気設備となっているため、事務所移転、事務所スペースの小分けなどを検討。